Excel2013が応答なしなどの落ちたり固まることに対する対策
Excel2013を使っている人は多いと思いますが
作業中に応答なしになったりして固まったり、落ちたりした経験はないでしょうか?
今回はExcel2013が応答なしになり、固まったり落ちることへの対策を書いていきます。
目次
Excel2013が応答なしなどの落ちたり固まることに対する対策
Excel2013が応答なしになるなど、固まったり、落ちる時は、次の設定を変えることで応答なしになる回数が減らせます。
1.ハードウェアグラフィックアクセラレータを無効化する。
2.マルチスレッドを無効にする。
この2つの設定で安定性がグッと上がります。
1つ目のハードウェアグラフィックアクセラレータとはExcelの画面の描写をゲームや3Dモデリングなどで使われる時のようにグラフィックボードに処理を任せるような感じです。
特にExcel2013では無効化しても動作的には変わりはありません。
2つめのマルチスレッドは、同時に複数の処理を行うことです。
機能からすると無効化したら遅くなりそうな気がしますが
Excel2013はそんなに負荷のかかる処理は普通はしないと思いますので一般的な使い方では影響はありません。
マクロで膨大なデータを処理する場合は処理速度の低下があるかもしれません。
それでは実際に設定していきましょう。
対策方法
ハードウェアグラフィックアクセラレータを無効化する
ハードウェアグラフィックアクセラレータを無効化する方法は次の通りです。
Excelを立ち上げます。
1.ファイル > オプション でExcelのオプションダイアログを開く。
2.詳細設定 > 表示 > ハードウェアグラフィックアクセラレータを無効にするのオプションにチェックを入れる。
この方法だけで直ることも多いのでこれでも応答なしなどで落ちたり固まる場合は次の方法をとってみましょう。
マルチスレッドを無効にする
1.ファイル > オプション でExcelのオプションダイアログを開く。
詳細設定の中の次の項目をOffにします。
数式の「マルチスレッド計算を行う」のチェックをOffにします。
全般の「マルチスレッド処理を有効にする」のチェックをOffにします。
それでも直らないときは
ハードウェアグラフィックアクセラレータやマルチスレッドを無効化しても落ちる時は
Office自体を修復してみましょう。
修復方法はOfficeをアンインストールするときのようにプログラム削除でアンインストーラーを動かすと
削除するのか変更するのかと聞かれるので、この時変更を選んで次に修復を選びます。
また、Officeのアップデートも行う事を忘れないで下さい。
過去の不具合はアップデートで修正されていますので、アップデートをするこで直ることもあります。
まとめ
Excel2013が応答なしなどで落ちたり固まったりする場合はハードウェアグラフィックアクセラレータやマルチスレッドを無効化することで直る場合がほとんどです。
それではダメなときは修復してからアップデートして下さい。