エクセル2013でメモリ不足の解決方法
Excel2013を使おうとファイルを開いたらメモリー不足で動かなかったことはないですか?
今回はExcel2013のメモリ不足に対する対策方法を書いていきます。
目次
エクセル2013でメモリ不足の解決方法
エクセル2013でファイルを開こうとしたら「メモリー不足のためMicrosoft Excelを起動できません。
他のアプリケーションを終了してから、再度起動して下さい。」と表示されたことがあります。
ですが、見た瞬間絶対あり得ないと思いました。
なぜ絶対あり得ないのか?
搭載されているpcにはメモリが64Gあり、メンテナンスもしっかりしている状態で発生したからです。
仮に、エラーが本当にメモリ不足な場合、メモリ使用量が限界に来ているはずです。
また、メモリ自体に不具合があればExcel以外の他の処理でもメモリ不足と出るはずです。
なぜExcelだけなのでしょうか?
Excel特有の機能でメモリ不足が起こりえる物としたらマクロがあります。
マクロの書き方が悪くメモリをどんどん使うリークのようなことが起きている可能性はないでしょうか?
そんなことはあり得ません。
マクロなんて使っていないファイルなんですから!
メモリ不足と表示されて開けないファイルが他にもありました。
そちらもマクロは使っていませんし、メモリ使用率もいつも通り低いままです。
開けないファイルを開けるファイルと見比べてみましょう。
わかったことはこのpcで使ったExcelファイルではないことがわかりました。
作ったpcで開くと普通に開きます。
もう1度コピーして開こうとするとメモリ不足と出て開きません。
ここまでわかるとわかる人にはわかる問題でした。
実は今回のメモリ不足は実際にはメモリ不足ではないのです。
内部的にはメモリ不足なのかもしれませんが私たちにはとってはセキュリティエラーなのです。
どういうことかといいますと、他のpcで作ってネット経由で送ったファイルをExcelがセキュリティ対策として未然に開かないようにしていたのです。
実際に設定を変えたら開きました。
設定方法は次の通りです。
ファイルタブを開き、オプションをクリックします。
セキュリティセンターをクリックします。
右ウインドウ側のセキュリティセンターの設定をクリックします。
ウインドウ左側に出る「保護ビュー」をクリック。
右側のチェックボックス3つすべてのチェックをはずす。
原因としては内部的にメモリを使わせないようにExcelが仕向けていてそのためにメモリ不足となっていたのかななんて思います。
それ以外の場合
メモリ不足が本当にメモリ不足であればマクロ見直しをすることで直ることがほとんどです。
これでも直らない場合は修復しましょう。
まとめ
メモリ不足はセキュリティエラーの可能性もあります。
ファイルをダウンロードしたもので開くときにメモリ不足ならセキュリティを切ることで開けます。
保護ビューで解決しました。ありがとうございます!