車がオーバーヒートでマークが点灯!対処方法は?原因は?
車の故障は様々ですが、やっかいなのは走行中に発生するオーバーヒートです。
私も先日、走行中に点灯しました。
今回は走行中に発生しやすいオーバーヒートになったときについて書いていきます。
目次
車がオーバーヒートでマークが点灯!
車にはスピードメーターなどがあるパネルに所にオーバーヒートを示すマークである警告灯があります。
エンジンで冷却関係の不具合があると走行中にこのマークが点灯してオーバーヒートであることを知らせてくれます。
実際に点灯したらどうすればいいのでしょうか?
走行中に点灯したら、速やかに安全に停止出来るところで停止する必要があります。
パイパスなどを走行中に点灯したら、速度を落としエンジン回転数を下げながら停止できるところを探して下さい。
コンビニやホームセンター、スーパーなどの駐車場などそこそこ広くて安全に作業出来るところが好ましいです。
停止せずに走り続けるとエンジンから煙が上がって来ますのでハザードを付けて左によって停止してエンジンを止めて下さい。
このまま走り続けるとエンジンが焼き付いて最後は止まってしまいます。
車がオーバーヒートでマークが点灯した時の対処方法は?
リザーバータンクを確認する
停止したら、エンジンを止めてエンジンルームを開けます。
そして、ラジエーターのリザーバータンクに冷却液が規定通りあるか確認して下さい。
冷却液が白濁している場合
タンク内の冷却液が白濁している場合は、エンジンオイルが混入している可能性が高いので修理工場へレッカー移動してもらいましょう。
冷却液が規定値の場合
規定値よりちょっと少なめ程度や規定値通りならサーモスタットなどが故障しているため出来ることはありません。
素直に修理工場へレッカー移動を頼みましょう。
無理に走らすとエンジン自体がダメになり廃車になります。
冷却液規定値よりかなり少ない場合
タンクの規定値よりかなり少なければラジエーターに直接補充すれば走れるかもしれません。
補充する前にラジエーターを冷やさないとラジエーターのキャップを開けたときに大きなやけどになる可能性が高いので
まずはラジエーターに水を大量にかけます。
その際、電気系統になどにかからないように注意しながらかけて下さい。
水がない場合はエンジンルームを開けたまま、放置することで冷やします。
水をかけると熱したフライパンに水をかけたように蒸気が発生しますので蒸気が出なくなるまでかけ続けます。
ある程度かけ続けて近くまで手を近づけても熱がなくなったらちょっとだけ触ってみましょう。
普通に触れるようであればラジエーターキャップを開けられます。
ラジエーターのキャップを開けますが、開けるときはくれぐれもラジエーターが冷えていることを確認して下さい。
キャップを開けたら水道水やミネラルウォーターを入れます。
入れたら蓋を閉めてエンジンをかけて下さい。
しばらくしても点灯しなければそのまま走れますが、水道水やミネラルウォーターは緊急対策ですので
修理工場で冷却液の入れ替えと冷却周りの点検をしてもらいましょう。
しばらくして点灯する場合はサーモスタットなど他の部分が故障しているため修理工場へレッカー移動してもらいましょう。
車がオーバーヒートでマークが点灯した原因は?
オーバーヒートの原因は次のようなものがあります。
冷却水不足
冷却用ファンの故障
ウォーターポンプの不具合冷却水の循環ができない
サーモスタット、サーモメーターの作動不良
冷却システムの故障
エンジンオイルなどの潤滑システムの異常
特に冷却水不足はメンテナンスで確認していなかったりすると、ある日突然ホースの劣化によって漏れはじめて起こりやすい原因の一つです。
それ以外の故障で起こりやすいのはサーモスタットの故障などです。
サーモスタットは温度が高くなると開く弁で冷却液を流したり止めたりするものですが壊れると温度が高くなっても開かなくなってオーバーヒートになります。
私がなったときはサーモスタットの故障でしたが、サーモスタット自体は安いのでレッカー代をふくめて1万円ほどで直りました。
まとめ
オーバーヒートしたときはどこかに異常があるのは間違いありませんので、速やかに停止することが大事です。
そのまま走り続けると状態が悪化して最後はエンジンが焼き付いて壊れます。