車のエンジンがかからない時のバッテリー上がりと緊急策

車のエンジンがかからない場合の原因でよくあるのはバッテリー上がりです。

今回はバッテリー上がりの時にどうするすればいいのかお話ししていきます。


目次

車のエンジンがかからない時のバッテリー上がり

よくバッテリー上がりがエンジンがかからない原因として
あげられますがなぜでしょうか?

よくあるのがライトの消し忘れです。
夜間走行をした後にライトを消し忘れてしまうと
次の日にはバッテリー上がりに大体はなります。

バッテリーを交換したばかりならギリギリエンジンは
かかるかもしれませんが、要チェックになります。

次にあるのが、半ドアでルームライトがついたままの時です。
こちらも不注意だとよくあることです。

どちらの場合も電気を使い続けるとバッテリーの残量が減って
バッテリー上がりになります。

走行中にライトをつけたままでも上がらないのは
車にはオルタネータといわれる発電機があるからです。

エンジンが動いているとオルタネータで発電した電力でライトをつけたりしています。
また、走行中は発電量も上がるので余分な電力はバッテリーに充電されていきます。

バッテリーの寿命が来ている場合は、充電がしっかりとできずに
結果的にバッテリー上がりになります。
これがバッテリーの劣化によるバッテリー上がりのパターンです。

他にはなかなかありませんが、オルタネータの故障の場合です。

バッテリーを交換してもライトの消し忘れもないのに上がっているときは
オルタネータの故障が疑われます。

オルタネータが故障していると発電はしないので走行中も常にバッテリーからたくさんの電力が使われます。
その結果、バッテリーが上がります。

走行中にバッテリーが上がり、オルタネータも完全に故障すると電力が完全に失われるので
エンジンを動かすために必要な燃料に点火する電力もなくなるので
突然エンストして、パワーステアリングも効かなくなって
ハンドル操作が難しくなり、事故の危険があります。

この場合はすぐに修理屋で修理してなどの対策を行って下さい。

たまに、オルタネータが故障して直すのに高いからバッテリー交換だけで
1ヶ月程度待たせたいなんて考える人もいますが、危険な上お金もかかるので
素直に修理か中古に付け替えて貰うなどしてた方が良いです。

最低2.3時間は持ちますが修理工場へ持ち込むために使う程度しか持たないと考えて下さい。
この状態で高速道路や幹線道路を走っていてバッテリーが上がったら追突されて大事故につながりかねませんし
事故が起きなくても救援車を呼ばないといけないため、無駄なお金を使うばかりです。


車のエンジンがかからない時のバッテリー上がりに対する緊急策

出先などで普通のバッテリー上がりの場合は
正常な車のバッテリーをつないで電力提供を受けて
エンジンをかける方法がよく使われます。

この方法をジャンプスタートといいます。

この方法であればエンジンはかかるので、修理屋さんに向かうこともできますし、
自分でバッテリーを買いに行って交換もできます。

また、バッテリーがまだ新しい場合は充電をすることで少しは使えるようにはなります。

使うものはブースターケーブルというバッテリーをつなぐケーブルです。
ホームセンターや車パーツ屋などに行くと2000円程で売っています。

緊急時のために常備しておくと良いですね。

そのほかには当然ですが、正常にエンジンがかかる車が必要です。

やり方

1.バッテリーのある場所を確認して救援車のバッテリーを故障車のバッテリーに近づくように止めます。
この時、救援車のエンジンを止めます。

2.ブースターケーブルで赤い方を故障車の赤のプラス端子につけます。
3.次にもう片方の赤い方を救援車の赤いプラス端子につけます。

間違ってもこの時マイナス端子や車の鉄部分につなげたり接触させないでください。
大きな電流が発生し、火災の原因になります。

4.ブースターケーブルの黒い方を救援車のマイナス端子につけます。

5.もう片方の黒い方を故障車のエンジンブロックなどのバッテリーから離れた鉄の部分につけます。
マイナス端子につなぐと火花で火災が発生することがありますので注意してください。

端子をつないだとき火花が出ることがあります。

これで充電が始まりますので、救援車のアクセルを少し踏みエンジン回転数を2000程にしたまま、1分から5分ほど待ちます。

6.故障車のエンジンをかけるとかかります。
7.外すときは逆の手順で外していきます。

エンジンがかかったら速やかにバッテリー交換を行うようにしてください。
止めるとまたかからなくなります。

車のエンジンがかからない時のバッテリー上がりに対する緊急策でも動かない時

バッテリーを何度も交換してもすぐ上がる時などは
ジャンプスタートをしてもエンジンが動かない時があります。

この時はバッテリー以外にも問題があるので
修理屋で部品交換が必要になります。

まとめ

普通のバッテリー上がりの場合はバッテリー交換をすることで直ります。

また、出先で動かしたい場合は緊急策としてジャンプスタートを使うことで
エンジンをかけることができますので万が一のためにも
ブースターケーブルは積んでいた方がいいです。

また日頃からバッテリーには注意しておけば安心できます。


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