熱中症で子供の予防は?スポーツ時は?もしなってしまったら?
暑い季節になると気をつけないといけないのが熱中症です。
大人も注意しないといけませんが
子供の場合はもっと注意が必要です。
今回は子供の熱中症について書いていきます。
目次
熱中症で子供の予防は?
大人でもなる熱中症ですが子供の場合も
何もしないでいると簡単に熱中症になります。
大人と比べて子供は外で遊んだりスポーツをしたりと
運動する時間が長くなります。
ではどうすれば熱中症を予防できるでしょうか?
汗をかく前にも水分補給は重要です。
そして、屋外で遊んでいる時はこまめに水分補給させることが大事です。
また、熱中症予防のためには普通の水ではなく
ミネラル補給のために2倍程度に薄めたスポーツドリンクや
水100mlあたり、0.1~0.2%(40~80mg)程度の塩と適量の蜂蜜を混ぜたものが良いです。
ご飯は濃いめにして塩分補給と緑黄色野菜などのミネラルが豊富なものを食べさせて下さい。
休息もしっかりとらせることも大事です。
スポーツ時は?
スポーツをする前に最低コップ1杯の水分補給をして下さい。
水分補給は汗をかいてからではなく汗をかく前にも大事です。
飲み物は先ほども書きましたがミネラル補給のために2倍程度に薄めたスポーツドリンクや
水100mlあたり、0.1~0.2%(40~80mg)程度の塩と適量の蜂蜜を混ぜたものが良いです。
運動中の休憩では必ず水分補給をしてください。
3時間の屋外運動では最低1リットル以上は必要になります。
飲み物自体は冷やしすぎ過ぎるとお腹に悪いので
少し冷たい程度にして下さい。
そして、凍った保冷剤をタオルに巻いて休憩中に軽く首筋や頭に当てて
体温をさげるようにすると効果的です。
この時気持ちいいからとやりすぎるとだるくなったりするので注意して下さい。
運動が終わった後も水分補給をしてから少し冷たいシャワーをさっと浴びさせて
ご飯は少し濃いめの味付けにして塩分を補給させて、ミネラルが豊富な海藻類食べさせてください。
その後は、室温が26度から28度の部屋でしっかりと休息をとらせて下さい。
もしなってしまったら?
熱中症になったらすぐに
日陰の涼しいところに移動させて安静にさせて下さい。
日陰がない場合は傘などの物で強制的に日陰を作って下さい。
急がないと進行してしまいます。
安静にさせるときは、血圧低下によるショック状態を防ぐため
足を30センチほど高くして寝かせて下さいる
その後、水分補給をさせます。
飲み物は薄い食塩水かスポーツドリンクにして下さい。
そして、水や氷で全身を拭いて体温を下げて下さい。
1時間たっても回復しない場合は病院へ連れて行って下さい。
また、痙攣や意識障害、体温が40度以上の場合はすぐに救急車を呼んで
病院に連れて行って下さい。
意識がない場合は水分補給はしないで下さい。
無理に飲ませると窒息したりします。
まとめ
熱中症は予防することが大事です。
運動前もですが運動中や運動後の水分補給はしっかりさせて下さい。
また、食事も注意して置くとより効果的です。
万が一熱中症になったら急いで対応して下さい。
軽い症状でも安静にさせると回復しますので無理は厳禁です。