熱中症対策で赤ちゃんにはどうする?エアコンは必要?
熱中症になるのは大人だけではありません。
子供もなりますが特に赤ちゃんには注意が必要です。
今回は熱中症対策で赤ちゃんについて書いていきます。
目次
熱中症対策で赤ちゃんにはどうする?
赤ちゃんは自分から何かしゃべることはありませんので
親である大人がしっかりと見守る必要があります。
小学生ぐらいになると暑いとかのどが渇いたなど
自発的に行動できるのでわかりやすいですが
赤ちゃんの場合はいつでも状態を見られるようにする必要があり、
なにかあれば行動する必要があります。
たとえば、5分だけコンビニで買い物のために車から離れるとき
車に置き去りにしたままはいけません。
5分だけと決めておいてもレジ待ちが長かったり、電話が鳴って対応したり
予想外の出来事が発生して時間が延びることもあります。
その間に赤ちゃんの状態が変化して熱中症が進行することもあります。
また、環境もきめ細かく赤ちゃんに合うように
整える必要があります。
大人が暑くなくても赤ちゃんのいる場所は暑い場合があります。
熱中症は大人子供関係なく、温度と湿度が高く日差しが
強いとなりやすくなります。
これらを避ければ熱中症の可能性を下げられます。
赤ちゃんにはちょうど良い温度は、18度から26度です。
湿度は、40%から60%の間が
赤ちゃんにはちょうど良い湿度です。
育児用品で湿度計や温度計がありますので
赤ちゃんのいる部屋に設置しておくとよいでしょう。
また、日差しを避けるため赤ちゃんのいる部屋にカーテンや
サンシェードなどで直射日光を遮りましょう。
また、部屋は太陽の当たる部屋ではなく
日陰になりやすい部屋にすると温度の上昇も少し防げます。
湿度と温度は常に気を配り、赤ちゃんのいるところは
高温多湿にならないようにエアコン調整をして下さい。
高温多湿だといくら直射日光を防いでも意味がありません。
エアコンなしでも赤ちゃんは大丈夫なのか?
よほどのことがない限りエアコンはつけてあげて下さい。
大人でもエアコンがないと暑いですよね?
赤ちゃんはもっと暑いと感じています。
しっかりと環境を整えることが熱中症対策には大事です。
夜中のエアコンは風邪をひくリスクがあるので
2時間程度にタイマーセットをして下さい。
温度が上がると寝苦しくなりますが
夜中に授乳やミルクを与えるため目覚めますので
そのときにタイマーセットをし直すなどして対応して下さい。
楽だからそのままつけっぱなしは風邪を引く元になります。
真夏は規定温度まで下がらないことが多いので
扇風機も使ってうまく暑くならない温度まで下げてください。
赤ちゃんの熱中症
赤ちゃんの場合も熱中症になると大人と似たような症状になります。
顔を触ると熱く、顔色が赤くなっている
鳴き声の元気がなく、機嫌が悪い
母乳やミルクをたくさん飲みたがる
汗をかかなくなる
おしっこが出なくなる
この状態は脱水症状になって入る可能性がありますので
涼しい場所に移動して水分補給をしてください。
この状態でも気づかずにいると次のような症状になります。
ぐったりしている
意識がもうろうとしている
呼びかけても反応がない
意識がない
この状態になると重症な熱中症ですので
すぐに救急車を呼び病院で治療して貰う必要があります。
まとめ
赤ちゃんは自発的に行動することはできませんので
親である大人が適切な環境で見守る事が重要です。
状況をよく見て適切な判断をすることが熱中症対策になります。