wifiは危険?ハッキングされる可能性は?wifiで乗っ取り
スマートフォンを使っている人なら使っている人も多いwifiですが
意外にも危険性を理解していない人も多いです。
今回はwifiのセキュリティについて書いていきます。
目次
wifiは危険?
最近、広まっているwifiですが
最近できた技術ではなく昔からあります。
昔は無線LANと呼ばれていましたが最近は無線LANを使う機器も
wifi規格に対応した機器がほとんどなので無線LANもwifiと呼ぶようになりました。
wifiのセキュリティは、無線LANと呼ばれていたときから重要な項目でした。
最近ではスマートフォンが広まり、誰でも手軽にwifiが使えるようになったことで
無料のwifi接続できるところも増えました。
誰でも使えるようになった分、セキュリティ対策をしないままwifiを使う人が増えて
悪用される人も多くなりました。
特に無料wifiでは不特定多数が使うので、通信内容を傍受される危険があります。
通信内容が暗号化されていれば特に問題はありませんが、暗号化されないままだと
入力した情報がそのまま平文で送られるので、傍受されていると何をしているのかがわかってしまいます。
また、暗号化していないサイトでパスワードなどを入れると平文なので筒抜けとなります。
こうなるとSNSなどではなりすましてログインできますし、ブログを更新すると
管理画面にアクセスされる危険があります。
このような危険があるため、暗号化されていないブログやSNS等の
ログインがいるページの利用は、無料wifiでは避けた方が良いです。
暗号化されている銀行やネットショッピングなどは傍受されても内容が暗号化されていますが
暗号化されていない部分は内容がわかりますし、暗号化された内容でも傍受は可能なので、
金銭の絡むことや重要なデータにはアクセスすることは避ける方が危険を避けるためにも良いです。
ハッキングされる可能性は?
無料wifiを使ってハッキングされる可能性はないのか?という点では
可能性はあります。
特に誰でも持っているスマートフォンが
ハッキングできることは知っておいた方が良いです。
スマートフォンがハッキングされると
電話帳やカメラで撮った画像や、
ダウンロードしたデータなどの内部データも見られますし
GPSによる現在地や住んでいる自宅の場所なども割り出せます。
また、マイクによる盗聴も可能ですし、カメラによる盗撮も可能です。
金銭的なところでは、電子マネーが取られることです。
こちらはwifiは関係ありませんが
スマートフォンの電子マネーはかざすだけで使えますが、
クレジットカードのように他の情報もいらないので
レジと同じ待機状態のパソコンとリーダーがあれば
ロックしていない電子マネーは盗まれてしまいます。
スマートフォンは情報の宝庫ですので
ロックはしっかりとかけてセキュリティ対策はしっかりとしましょう。
wifiで乗っ取り
wifiでネットワークを乗っ取ることもできます。
よくある危険は家庭に設置したwifi機器に外から接続されてしまうことです。
最近の機器では対策が進んでいますが、
それでもwifi機器を初期設定のまま使う人が多く、
ゲーム機の3DSやDSを接続するために暗号レベルの低いWEPという暗号で、
電波を出しているところが多くあります。
WEPの接続で制限が掛かっていれば良いのですが、
初期設定などで制限が掛かっていない場合は
簡単に暗号を解読されて、ネットワークを乗っ取られてしまいます。
回線の入り口であるルーターの管理画面にアクセスされると、
いろいろ変更できますし稼働しているパソコンにも
家庭内ネットワークの一部として侵入できますので、
共有しているファイルはもちろんですが、
セキュリティ対策がされていないと
ほとんどのデータにアクセスされてしまいます。
また、wifi機器の管理画面にアクセスされてしまったら強力な暗号も、
暗号化キーを知られるので無意味ですし中継機を設置されてしまう危険もあります。
まとめ
wifiを使うときには危険性を知った上で、対策をしてから使う事が大事です。
無料wifiではログインするようなところには
使わずに活用することがリスクを減らす事になります。